整骨院を開業するときや、現在のホームページをリニューアルするとき、
「どのようなホームページを作れば患者さんに選ばれるのか」
「ホームページ制作にはどのくらい費用をかければいいのか」
「整骨院に詳しいホームページ制作会社はどう選べばいいのか」
と悩む院長先生も多いのではないでしょうか。
整骨院のホームページは、単なる院の案内ではありません。
Google検索、Googleマップ、Google広告、Meta広告、SNSなどから自院を知った患者さんが、
「この整骨院なら相談してみたい」
と判断し、最終的に予約・問い合わせへ進むための重要な集客ツールです。
そのため、整骨院のホームページ制作では、
きれいなデザインを作ること
だけを目的にしてはいけません。
重要なのは、
誰を集客したいのか → 何を伝えるのか → どのページを作るのか → どう予約につなげるのか
まで設計してから制作することです。
この記事では、整骨院のホームページ制作を検討している院長先生に向けて、集客につながるサイトの考え方、必要なページ、SEO対策、費用、制作会社の選び方まで詳しく解説します。
- 整骨院のホームページ制作は「きれいなデザイン」だけでは不十分
- 整骨院のホームページ制作前に決めておきたい3つのこと
- 集客できる整骨院ホームページに必要な7つのポイント
- 整骨院ホームページで用意しておきたい基本ページ
- SEOを考えるならホームページ制作時の設計が重要
- ホームページだけでなくLPを使い分ける
- 整骨院ホームページ制作の費用は何で決まる?
- 整骨院のホームページ制作会社を選ぶ5つのポイント
- 整骨院ホームページ制作でよくある5つの失敗
- 整骨院ホームページをリニューアルした方がいいケース
- ホームページ公開後はアクセスと問い合わせを計測する
- まとめ|整骨院ホームページ制作は「作ること」ではなく「集客につなげること」が目的
整骨院のホームページ制作は「きれいなデザイン」だけでは不十分
ホームページを制作するとき、
- おしゃれなデザインにしたい
- きれいな写真を使いたい
- 他院より格好いいホームページにしたい
と考えること自体は問題ありません。
しかし、整骨院のホームページで本当に重要なのは、
患者さんがホームページを見て、予約まで進める設計になっているか
という点です。
どれだけデザインがきれいでも、
- 誰のための整骨院なのか分からない
- どんな症状に対応しているのか分からない
- 料金が分からない
- 他院との違いが分からない
- 誰が施術するのか分からない
- 予約方法が分かりにくい
という状態では、患者さんが予約をためらう原因になります。
整骨院のホームページ制作では、
集客設計 → ページ構成 → 文章 → デザイン → 計測・改善
という順番で考えることをおすすめします。
最初からデザインを決めるのではなく、
「誰に来院してもらいたいのか」「その人に何を伝えれば予約してもらえるのか」
を先に明確にすることが重要です。
整骨院のホームページ制作前に決めておきたい3つのこと
ホームページ制作を始める前に、最低でも次の3つを整理しておきましょう。
1.どのような患者さんに来院してほしいのか
まず決めたいのが、ホームページで集客したい患者さんです。
例えば、
- 慢性的な腰痛で悩んでいる人
- 肩こり・頭痛で悩んでいる人
- 産後の身体のケアを受けたい人
- スポーツによる身体の不調で悩んでいる人
- 交通事故後の身体の不調について相談したい人
では、ホームページで伝えるべき内容が変わります。
「身体のお悩みなら何でもご相談ください」
というサイトより、
「どのような人に来てほしいのか」が明確なサイト
の方が、患者さんも自分に合った院なのか判断しやすくなります。
2.自院が選ばれる理由は何か
地域によっては、周辺に複数の整骨院・整体院があります。
患者さんは一つの院だけを見るのではなく、複数のホームページやGoogleマップを比較している可能性があります。
そこで必要になるのが、
「なぜ他院ではなく、自院を選ぶのか」
という理由です。
例えば、
- 特定の症状・施術に力を入れている
- 国家資格者が対応する
- 土日・祝日も営業している
- 駐車場がある
- 駅から近い
- 完全予約制
- 個室で施術を受けられる
- 丁寧にカウンセリングを行っている
など、自院の特徴を整理します。
ただし、特徴を並べるだけでは不十分です。
例えば、
「駐車場完備」
なら、
「車で通院しやすい」
という患者さん側のメリットまで考えて伝えることが重要です。
3.ホームページを見た人に何をしてほしいのか
ホームページの最終目的も決めます。
整骨院の場合、
- LINE予約
- 電話予約
- WEB予約
- 問い合わせフォーム
などが考えられます。
ホームページを最後まで読んだ患者さんが、
「予約したいけれど、どこを押せばいいのか分からない」
という状態にならないようにしましょう。
ホームページ制作時から、予約・問い合わせまでの導線を設計しておくことが重要です。
集客できる整骨院ホームページに必要な7つのポイント
ここからは、集客を考えた整骨院ホームページで特に重要なポイントを解説します。
1.ファーストビューで「誰のための整骨院か」を伝える
ファーストビューとは、ホームページを開いた直後に表示される部分です。
ここでは、
- 地域名
- 整骨院名
- 対応している悩み
- 院の特徴
- 予約方法
などを分かりやすく伝えます。
例えば、
「身体のお悩みなら○○整骨院へ」
だけではなく、
「○○市で腰痛・肩こりなど身体の不調に対応する○○整骨院」
など、地域と対象が分かるようにすると、患者さんが自分に関係するホームページなのか判断しやすくなります。
情報を詰め込みすぎず、
誰に、何を提供している院なのか
を最優先で伝えましょう。
2.集客したい症状ごとにページを作る
整骨院のホームページでは、症状別ページが重要です。
例えば、
- 腰痛
- 肩こり
- 頭痛
- 坐骨神経痛
- ぎっくり腰
- 膝痛
- 産後の悩み
- スポーツ障害
- 交通事故
などです。
腰痛ページなら、
- 腰痛でよくある悩み
- 腰痛についての説明
- 院としての考え方
- 施術内容
- 施術の流れ
- 料金
- よくある質問
- 予約方法
などを掲載します。
症状ページは患者さんへの説明だけでなく、SEOを考えるうえでも重要です。
例えば、
「○○市 腰痛」
の検索ユーザーを集めたいのであれば、腰痛に特化したページを用意するという考え方です。
3.他院との違いを具体的に伝える
患者さんが複数の整骨院を比較したとき、
「どこも同じように見える」
という状態では選ばれにくくなります。
そこで、
- 院の特徴
- 選ばれる理由
- 施術に対する考え方
- 院長の経歴
- 得意としている分野
などを具体的に伝えます。
「根本改善」
「地域密着」
「丁寧な施術」
といった言葉だけではなく、
その院だから伝えられる具体的な情報
を掲載することが重要です。
4.料金を分かりやすく掲載する
初めて整骨院を利用する患者さんにとって、料金は大きな判断材料です。
料金が分からないと、
「いくらかかるのだろう」
「追加料金はあるのだろうか」
と不安を感じる場合があります。
可能な範囲で、
- 初回料金
- 通常料金
- 保険施術
- 自費施術
- 支払い方法
などを分かりやすく掲載しましょう。
5.院長・スタッフ情報を充実させる
整骨院は「誰が施術するのか」が重要です。
院長・スタッフ紹介には、
- 顔写真
- 氏名
- 保有資格
- 経歴
- 得意分野
- 治療家になった理由
- 施術に対する考え方
などを掲載します。
初めて来院する患者さんは、
「どんな人が対応するのだろう」
という不安を持っています。
院長の人柄や考え方が伝わることで、来院前の不安を減らすことにつながります。
6.アクセス情報を詳しく掲載する
整骨院は地域密着型のビジネスです。
そのため、
- 住所
- Googleマップ
- 最寄り駅
- 駅からの道順
- 駐車場
- 営業時間
- 定休日
などを分かりやすく掲載します。
郊外型の整骨院で車による来院が多い場合は、
駐車場の場所・台数
まで説明すると親切です。
7.スマートフォンから予約しやすくする
ホームページは、スマートフォンで見られることを前提に設計しましょう。
特に重要なのが、
予約ボタンの位置
です。
患者さんが「予約したい」と思ったときに、
- LINE予約
- 電話予約
- WEB予約
へすぐ進める状態を作ります。
例えばスマートフォン画面下部に、
LINE・電話・WEB予約ボタンを固定表示する
方法もあります。
整骨院ホームページで用意しておきたい基本ページ
ホームページ制作では、院の特徴や集客戦略によって必要なページは異なります。
一般的には、次のようなページを検討します。
- トップページ
- 初めての方へ
- 当院が選ばれる理由
- 施術について
- 症状別ページ
- 料金・メニュー
- 院長・スタッフ紹介
- 患者さんの声
- よくある質問
- アクセス
- お問い合わせ・予約
- ブログ・コラム
重要なのは、
ページ数を増やすことではありません。
集客したい患者さんが、
「予約する前に何を知りたいのか」
から逆算してページを設計します。
SEOを考えるならホームページ制作時の設計が重要
ホームページを作っただけで、Google検索から自動的にアクセスが集まるわけではありません。
SEOによる集客を考える場合は、制作段階から、
「どのキーワードを、どのページで狙うのか」
を設計します。
例えば、
- ○○市 整骨院
- ○○市 腰痛
- ○○市 交通事故 整骨院
- ○○市 産後 骨盤矯正
などです。
そのうえで、
トップページ
→ 「○○市 整骨院」
腰痛ページ
→ 「○○市 腰痛」
交通事故ページ
→ 「○○市 交通事故 整骨院」
ブログ
→ 症状について詳しく調べている検索
というように役割を分けます。
ホームページ完成後にSEOを考えるのではなく、
ホームページ制作前からSEOを含めて設計する方が効率的です。
整骨院のSEO対策については、**「整骨院SEO対策の完全ガイド|地域検索で上位表示を目指す方法」**でも詳しく解説しています。
ホームページだけでなくLPを使い分ける
Google広告やMeta広告を利用する場合は、通常のホームページとは別にLP(ランディングページ)を用意する方法もあります。
例えば、
「腰痛」
について広告を出しているのに、広告をクリックした先が院全体を紹介するトップページでは、ユーザーが腰痛についての情報を再び探さなければなりません。
そこで、
Google広告 → 腰痛LP
Meta広告 → 対象メニュー専用LP
というように、広告内容に合わせたページへ誘導します。
整骨院LPについては、**「整骨院LPの作り方完全ガイド」**で詳しく解説しています。
整骨院ホームページ制作の費用は何で決まる?
ホームページ制作費は、
- 制作方法
- ページ数
- デザイン
- 撮影
- 原稿制作
- SEO設計
- 予約機能
- 更新機能
- 公開後のサポート
などによって変わります。
制作方法にも、
- 自分で制作する
- テンプレートサービスを利用する
- フリーランスへ依頼する
- 一般的な制作会社へ依頼する
- 治療院専門の制作会社へ依頼する
といった選択肢があります。
また初期制作費以外に、
- サーバー代
- ドメイン代
- 保守管理費
- 修正費
- SEO対策費
- 広告運用費
などが必要になる場合があります。
そのため制作会社を比較するときは、
初期費用だけではなく、公開後に何をしてもらえるのか
まで確認しましょう。
ホームページは安く作ること自体が目的ではありません。
重要なのは、
投資した制作費に対して、どれだけ集客へ貢献できるホームページになるのか
です。
整骨院のホームページ制作会社を選ぶ5つのポイント
制作会社を選ぶときは、価格だけではなく次の点も確認しましょう。
1.整骨院・整体院など治療院の制作経験があるか
一般企業と整骨院では、ユーザーがホームページを見る目的が異なります。
治療院の制作経験があれば、
- 症状ページ
- 料金
- 院長紹介
- 患者さんの不安
- 予約導線
など、治療院特有のポイントを理解している可能性があります。
2.デザインだけでなく集客まで相談できるか
ホームページは公開すれば自動的に集客できるものではありません。
例えば、
- SEO
- Google広告
- Meta広告
- Googleマップ
- LP
などを組み合わせて集客する場合があります。
Google広告については**「整骨院のGoogle広告完全ガイド」、Meta広告については「整骨院のMeta広告完全ガイド」**でも詳しく解説しています。
制作だけでなく、
公開後にどのようにアクセスを集めるのか
まで相談できる会社か確認しましょう。
3.キーワード設計から対応してくれるか
SEO集客を考える場合は、
どのページでどの検索キーワードを狙うのか
という設計が重要です。
制作前の段階から、
- 地域キーワード
- 症状キーワード
- ブログキーワード
まで考えてくれるのか確認しましょう。
4.公開後の修正・更新に対応してくれるか
ホームページを運営していると、
- 料金変更
- 営業時間変更
- スタッフ追加
- 症状ページ追加
- キャンペーン変更
- 写真変更
などが発生します。
制作会社へ、
公開後の修正・管理体制
についても確認しておきましょう。
5.ホームページの目的を確認してくれるか
制作前に、
「どんな患者さんを集客したいですか?」
「現在はどの媒体から集客していますか?」
「どの症状の患者さんを増やしたいですか?」
「現在のホームページで困っていることは何ですか?」
などを確認してくれる会社かも重要です。
院の目的を確認せず、
最初から色やデザインだけを決める制作会社
には注意した方がよいでしょう。
整骨院ホームページ制作でよくある5つの失敗
1.デザインを優先しすぎる
見た目がきれいでも、患者さんが必要としている情報がなければ予約につながりません。
デザインは、
情報を患者さんへ分かりやすく伝えるための手段
として考えます。
2.自院の強みが伝わらない
「根本改善」
「地域密着」
「丁寧な施術」
など、多くの院が使っている表現だけでは違いが伝わりにくくなります。
自院だから言える具体的な情報を掲載しましょう。
3.症状ページが少ない
トップページだけでは、すべての患者さんの検索意図をカバーすることは難しくなります。
集客したい症状については、個別ページを用意することを検討します。
4.予約方法が分かりにくい
患者さんが予約したいと思った瞬間に、
「予約ボタンはどこだろう?」
と探す状態を作らないことが重要です。
予約導線はシンプルにしましょう。
5.公開した後に改善していない
ホームページは公開して終わりではありません。
- アクセス数
- 検索キーワード
- 検索順位
- 問い合わせ数
- 予約数
- 広告成果
などを確認しながら改善していきます。
整骨院ホームページをリニューアルした方がいいケース
すでにホームページがある場合でも、
- 数年前からデザインを変更していない
- スマートフォンで見にくい
- アクセスがあるのに問い合わせが少ない
- Google検索からアクセスがない
- 症状ページが少ない
- 自分で更新できない
- 広告を出しても予約につながらない
- 予約ボタンが分かりにくい
といった問題があれば、リニューアルを検討するタイミングです。
ただし、
「古く見えるからデザインを変える」
だけでは不十分です。
まず、
なぜ現在のホームページから集客できていないのか
を分析します。
例えば、
- アクセス自体が少ない
- 検索順位が低い
- 商圏外からアクセスされている
- LPのCVRが低い
- 予約導線が弱い
- 訴求が患者さんと合っていない
など、原因によって改善方法は変わります。
ホームページ公開後はアクセスと問い合わせを計測する
整骨院のホームページを集客ツールとして使うのであれば、
数字を確認できる状態
にしておきましょう。
例えば、
- Google Analytics
- Google Search Console
- Google広告
- Meta広告
などを利用して、
どこからアクセスされ、何件問い合わせにつながっているのか
を確認します。
アクセスが増えているのに問い合わせが増えていないなら、
ホームページ側の改善が必要かもしれません。
逆にCVRは高いのにアクセスが少なければ、
SEO・広告などアクセス獲得施策を強化するという判断ができます。
ホームページ制作と集客を分けるのではなく、
制作 → 集客 → 計測 → 改善
を繰り返すことが重要です。
まとめ|整骨院ホームページ制作は「作ること」ではなく「集客につなげること」が目的
整骨院のホームページ制作で最も重要なのは、
ホームページを完成させることではありません。
必要としている患者さんに自院を知ってもらい、
内容を理解してもらい、
最終的に予約・問い合わせへ進んでもらうことが目的です。
そのためには、
- ターゲットを明確にする
- 自院が選ばれる理由を整理する
- 症状別ページを作る
- 料金を明確にする
- 院長・スタッフ情報を充実させる
- スマートフォンで予約しやすくする
- SEOを考えてサイトを設計する
- 広告とLPを連携させる
- 公開後のアクセス・予約を計測する
- データをもとに改善する
という考え方が重要です。
ホームページは、
「作って終わりの制作物」ではなく「育てていく集客資産」
として考えることをおすすめします。
アドリテでは、整骨院・整体院・鍼灸院など治療院に特化し、ホームページ制作からSEO、Google広告・Meta広告、LP制作まで、WEB集客を一貫してサポートしています。
「ホームページはあるけれど問い合わせにつながらない」
「これから整骨院のホームページを制作したい」
「既存サイトを集客できるホームページへリニューアルしたい」
「SEOや広告までまとめて相談したい」
という場合は、お気軽にご相談ください。

アドリテ代表 / 治療院専門の集客支援
資格:鍼灸師/あん摩マッサージ指圧師
「元治療家」だから、あなたの悩みが痛いほど分かります。独立開業や一人治療院のWEB集客に特化し、これまで100院以上のホームページ制作と年間2億円以上の広告運用を担当。現場を知る人間だからこそ作れる、集客に直結する仕組みをご提案します。これから開業という大きな挑戦へ向かう治療家の先生の、一番身近なWEBの相棒です。
