整骨院の集客について、

「Google広告を出しているけれど予約につながらない」

「どんなキーワードを設定すればいいのか分からない」

「クリックはされているのに問い合わせが来ない」

「Google広告に毎月いくら使えばいいのか分からない」

と悩んでいる院長先生も多いのではないでしょうか。

Google広告の検索広告は、患者さんがGoogleで整骨院や症状について検索したタイミングで広告を表示できる集客方法です。

例えば、

  • ○○市 整骨院
  • ○○市 腰痛 整骨院
  • 腰痛 整体
  • 交通事故 整骨院
  • 産後 骨盤矯正

など、施術を受ける場所を探している可能性があるユーザーへアプローチできます。

Google検索広告では、登録したキーワードとユーザーの検索内容などをもとに広告掲載の候補が決まり、現在は「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」の3種類のマッチタイプがあります。

ただし、

Google広告を出せば自動的に患者さんが増えるわけではありません。

重要なのは、

キーワード → 地域設定 → 広告文 → ホームページ・LP → コンバージョン計測 → 改善

まで一貫して設計することです。

この記事では、整骨院がGoogle広告から新規患者の予約・問い合わせにつなげるために必要な考え方を詳しく解説します。


目次 [ close ]
  1. 整骨院のGoogle広告とは?
  2. 整骨院とGoogle広告の相性が良い3つの理由
    1. 1.整骨院を探している人へ広告を出せる
    2. 2.商圏を絞って広告を配信できる
    3. 3.広告効果を数字で確認できる
  3. 整骨院Google広告で重要な7つのポイント
    1. 1.最初にコンバージョンを決める
    2. 2.キーワードは「症状+来院意図」で考える
    3. 3.マッチタイプを理解する
    4. 4.検索語句を定期的に確認する
    5. 5.除外キーワードで無駄なクリックを減らす
    6. 6.広告文と検索意図を合わせる
    7. 7.広告をクリックした後のページまで改善する
  4. 整骨院Google広告では地域設定が重要
  5. 「地域名キーワード」と「地域設定」は使い分ける
  6. 整骨院Google広告はいくら必要?
  7. 整骨院Google広告で見るべき5つの数字
    1. 1.コンバージョン数
    2. 2.CPA
    3. 3.CVR
    4. 4.クリック単価
    5. 5.CTR
  8. コンバージョン計測を必ず設定する
  9. 計測タグの重複にも注意する
  10. 整骨院Google広告で成果が出ない7つの原因
    1. 1.キーワードが広すぎる
    2. 2.検索語句を確認していない
    3. 3.除外キーワードを設定していない
    4. 4.地域設定が広すぎる
    5. 5.広告とページの内容が合っていない
    6. 6.予約導線が弱い
    7. 7.コンバージョン計測ができていない
  11. Google広告からトップページとLPのどちらに誘導する?
  12. SEOとGoogle広告はどちらを優先する?
    1. Google広告
    2. SEO
  13. Google広告は院長自身でも運用できる?
  14. Google広告運用代行会社を選ぶ5つのポイント
    1. 1.治療院広告の運用経験があるか
    2. 2.検索語句を定期的に確認しているか
    3. 3.コンバージョン計測まで対応しているか
    4. 4.LPやホームページまで相談できるか
    5. 5.CPA・新規患者数まで説明してくれるか
  15. まとめ|整骨院Google広告は「広告を出す」より予約まで設計することが重要

整骨院のGoogle広告とは?

Google広告には複数の広告メニューがありますが、整骨院の地域集客でまず検討したいのが検索広告です。

例えば患者さんが、

「新宿 整骨院」

「横浜市 腰痛」

などとGoogleで検索したとき、検索結果に広告を表示できます。

SEOの場合、検索上位へ表示されるまで時間がかかることがあります。

そのため、

  • 開業直後
  • ホームページをリニューアルした直後
  • 新しい施術メニューを集客したい
  • SEOが育つまでの集客経路を確保したい

といったケースでは、Google広告を併用する方法があります。

中長期的な検索集客については、**「整骨院SEO対策の完全ガイド」**でも詳しく解説しています。


整骨院とGoogle広告の相性が良い3つの理由

1.整骨院を探している人へ広告を出せる

Google検索を利用する人の中には、

「腰がつらいので近くの整骨院を探したい」

「交通事故後に相談できる整骨院を探したい」

というように、すでに具体的な目的を持っている人がいます。

例えば、

「腰痛 原因」

という検索と、

「腰痛 整骨院」

「腰痛 整体」

「○○市 腰痛」

という検索では、検索意図が異なります。

整骨院のGoogle広告では、

検索数が多いキーワードではなく、来院・予約につながる可能性のある検索を見つけること

が重要です。


2.商圏を絞って広告を配信できる

整骨院は地域ビジネスです。

全国からアクセスを集めても、実際に通院できなければ新規患者の獲得にはつながりません。

Google広告では、国・地域・都市・半径などを利用して地域ターゲティングを設定できます。

そのため、

自院へ通院できる商圏を中心に広告費を使う

という設計ができます。

ただし、Google広告の地域ターゲティングには、ユーザーの所在地だけではなく、その地域への関心などを考慮する設定もあります。

整骨院のような来店型ビジネスでは、配信地域だけ設定して安心せず、地域オプションまで確認することが重要です。


3.広告効果を数字で確認できる

Google広告では、

  • 表示回数
  • クリック数
  • クリック率
  • クリック単価
  • コンバージョン数
  • コンバージョン率
  • コンバージョン単価

などを確認できます。

また、WEBサイト上の予約や問い合わせなど、広告クリック後の重要な行動をコンバージョンとして計測できます。

そのため、

感覚ではなくデータを確認しながら広告を改善できる

ことがGoogle広告の大きなメリットです。


整骨院Google広告で重要な7つのポイント

1.最初にコンバージョンを決める

Google広告を始める前に、

何を成果として計測するのか

を決めます。

整骨院の場合は、

  • WEB予約完了
  • 問い合わせフォーム送信
  • 電話問い合わせ
  • LINEへの遷移
  • LINE経由の予約

などが考えられます。

重要なのは、

ホームページへのアクセスを増やすこと自体を最終目標にしないこと

です。

例えば、

広告費10万円

500クリック

予約0件

なら、アクセスは増えていても集客にはつながっていません。

反対に、

広告費10万円

100クリック

10件予約

であれば、クリック数が少なくてもビジネスとしては価値があります。

Google広告では、広告がどのような重要行動につながったかをコンバージョンとして計測できます。

整骨院では、

実際の予約・問い合わせに近い行動

を重視して計測しましょう。


2.キーワードは「症状+来院意図」で考える

Google広告で非常に重要なのがキーワードです。

例えば腰痛患者を集客したい場合でも、

「腰痛」

だけでは検索意図が広すぎます。

検索する人の中には、

  • 腰痛の原因を知りたい
  • ストレッチを知りたい
  • 病院へ行くべきか知りたい
  • 整骨院・整体院を探している

など、さまざまな人がいます。

そこで、

  • 腰痛 整骨院
  • 腰痛 接骨院
  • 腰痛 整体
  • 腰痛 治療
  • 腰痛 改善
  • ○○市 腰痛
  • ○○駅 腰痛 整骨院

など、来院意図を意識したキーワードを検討します。

重要なのは、

検索ボリュームではなく、実際に予約につながるキーワードを見つけること

です。


3.マッチタイプを理解する

Google広告の検索キーワードには、現在3種類のマッチタイプがあります。

部分一致

登録したキーワードと関連性のある、より幅広い検索に広告が表示される可能性があります。

フレーズ一致

登録したキーワードの意味を含む検索などに広告が表示されます。

完全一致

登録したキーワードと同じ意味・意図を持つ検索などに広告が表示されます。

マッチタイプによって、広告が対象となる検索の範囲が変わります。

整骨院の場合、

部分一致は悪い、完全一致なら安心

と単純に判断するのではなく、

実際の検索語句とコンバージョンを確認しながら調整することが重要です。


4.検索語句を定期的に確認する

Google広告では、設定したキーワードだけを見るのではなく、

患者さんが実際にどんな言葉で検索したのか

を確認します。

検索語句を確認して、

問い合わせにつながった検索

→ 強化を検討する

クリックはあるが問い合わせにつながらない検索

→ 広告・LP・入札などを確認する

患者さんになりにくい検索

→ 除外キーワードを検討する

という改善を行います。

広告運用は、

キーワードを登録して終わりではありません。

実際の検索語句を継続的に分析することが重要です。


5.除外キーワードで無駄なクリックを減らす

整骨院の広告でも、

  • 求人
  • 給料
  • 転職
  • 学校
  • 資格
  • 国家試験
  • 開業

など、患者さんの来院とは関係の薄い検索からクリックされることがあります。

こうした検索に対しては、除外キーワードを利用します。

ただし、

最初から大量の言葉を除外するのではなく、検索語句を確認しながら追加する

ことをおすすめします。

必要なユーザーまで除外してしまわないように注意しましょう。


6.広告文と検索意図を合わせる

例えば、

「○○市 腰痛 整骨院」

と検索している人に、

「身体のお悩みなら当院へ」

という広告を表示するより、

地域や腰痛への対応が分かる広告文

の方が、検索ユーザーに内容を理解してもらいやすくなります。

広告文では、

  • 地域
  • 対応している症状・施術
  • 院の特徴
  • 営業時間
  • 予約方法

などを組み合わせます。

ただし、

「必ず治る」

「絶対に改善する」

など、事実として保証できない断定的な表現を安易に使用しないことも重要です。


7.広告をクリックした後のページまで改善する

Google広告で予約が取れないと、

「キーワードが悪い」

「広告文が悪い」

と広告管理画面だけを修正しがちです。

しかしユーザーは、

検索

広告

ホームページ・LP

比較・検討

予約

という流れで行動します。

そのため、

  • 自分の症状について書かれていない
  • 料金が分からない
  • 院長の顔が分からない
  • 他院との違いが分からない
  • スマートフォンで見にくい
  • LINE・電話予約が見つからない

というページでは、広告設定が良くても予約につながりにくくなります。

ホームページ全体については、**「整骨院のホームページ制作」**の記事も参考にしてください。

広告専用ページを作る場合は、**「整骨院LPの作り方完全ガイド」**でも詳しく解説しています。


整骨院Google広告では地域設定が重要

整骨院広告では、

広告をどの地域へ配信するのか

が非常に重要です。

例えば横浜市都筑区にある整骨院なら、全国へ広告を配信する必要は通常ありません。

まず、

現在の患者さんがどのエリアから来院しているのか

を確認します。

そのうえで、

  • 市区町村
  • 最寄り駅周辺
  • 院から一定範囲
  • 隣接地域

などを検討します。

Google広告では地域や半径を利用したターゲティングが可能です。

商圏外のクリックを減らすことは、地域型ビジネスの広告効率を考えるうえで重要です。


「地域名キーワード」と「地域設定」は使い分ける

例えば、

キーワード:腰痛 整骨院

地域設定:横浜市都筑区周辺

という組み合わせで、周辺ユーザーの検索を狙うことができます。

一方、

「都筑区 腰痛 整骨院」

のように検索する人は、

検索の段階で地域を指定しています。

そのため、

  • 地域名を含むキーワード
  • 地域名を含まないキーワード

の両方を検討し、実際の成果を比較します。

設定だけで正解を決めるのではなく、

どの検索から予約が発生したか

を見て判断することが重要です。


整骨院Google広告はいくら必要?

「Google広告には毎月いくら必要ですか?」

と聞かれることがありますが、すべての整骨院に共通する広告予算はありません。

広告費は、

  • 地域
  • 競合状況
  • 集客する症状
  • キーワード
  • クリック単価
  • LPのCVR
  • 患者1人あたりの売上
  • 月間目標患者数

などによって変わります。

そのため、

予算ありきではなく、目標から逆算する

ことをおすすめします。

例えば、

目標CPA:8,000円
新規患者目標:10人

なら、

8,000円 × 10人=80,000円

が一つの計算になります。

もちろん、広告開始前に実際のCPAは分かりません。

一定期間データを集めたうえで、

実際のCPAを確認しながら予算を調整する

ことが重要です。


整骨院Google広告で見るべき5つの数字

1.コンバージョン数

何件の予約・問い合わせにつながったかを確認します。

2.CPA

1件の予約・問い合わせを獲得するためにかかった広告費です。

例えば、

広告費100,000円
コンバージョン10件

なら、

CPAは10,000円です。

3.CVR

広告をクリックしたユーザーのうち、何%が予約・問い合わせにつながったかを確認します。

4.クリック単価

1クリックにいくらかかったのかを確認します。

5.CTR

広告が表示された中で、どのくらいクリックされたのかを確認します。

ただし、

クリック単価が安ければ成功というわけではありません。

クリック単価が安くても予約が0件なら、集客への貢献はありません。

最終的には、

予約数・CPA・実際の来院数

を重視して判断します。


コンバージョン計測を必ず設定する

Google広告を運用する場合は、

コンバージョンを計測できる状態

を作ることをおすすめします。

Google広告ではWEBサイト上の重要なユーザー行動をコンバージョンとして設定できます。

整骨院なら、

  • WEB予約完了
  • フォーム送信
  • 電話
  • LINEへの遷移

などが候補になります。

ただし、

LINEボタンをクリックした=新規患者になった

とは限りません。

可能であれば、

広告上のコンバージョン

実際の問い合わせ

実際の予約

実際の来院

まで確認します。

これによって、

本当に売上につながっている広告

を判断しやすくなります。


計測タグの重複にも注意する

コンバージョン計測では、GoogleタグなどをWEBサイトへ設定する方法があります。

運用環境によっては、

  • Googleタグ
  • Google Tag Manager
  • GA4

などを利用することがあります。

このとき同じイベントを複数回送信してしまうと、

実際は1件なのに複数コンバージョンとして記録される

といった計測ミスにつながります。

広告運用を改善する前に、

計測そのものが正しいか

を確認することが重要です。


整骨院Google広告で成果が出ない7つの原因

1.キーワードが広すぎる

情報収集目的のユーザーまで大量に含んでいる。

2.検索語句を確認していない

実際に何と検索されて広告がクリックされたか確認していない。

3.除外キーワードを設定していない

求人や資格など、患者さんになりにくい検索に広告費が使われている。

4.地域設定が広すぎる

実際に通院できない地域まで広告を配信している。

5.広告とページの内容が合っていない

腰痛広告をクリックしたのに、リンク先で腰痛についてほとんど説明されていない。

6.予約導線が弱い

LINE・電話・WEB予約が見つけにくい。

7.コンバージョン計測ができていない

何が成果につながったのか分からず、感覚だけで広告を運用している。

成果が出ない場合は、

広告管理画面だけではなく、検索から予約までの導線全体を確認する

ことが重要です。


Google広告からトップページとLPのどちらに誘導する?

必ずLPへ誘導しなければいけないわけではありません。

しかし、検索キーワードが明確な場合は、

検索内容に特化したページ

へ誘導した方が、ユーザーにとって分かりやすい場合があります。

例えば、

「産後 骨盤矯正 ○○市」

なら、

産後ケア専用ページ

「交通事故 整骨院」

なら、

交通事故専用ページ

という考え方です。

理想は、

検索キーワード → 広告文 → LP

の内容に一貫性を持たせることです。


SEOとGoogle広告はどちらを優先する?

SEOとGoogle広告は、それぞれ役割が異なります。

Google広告

広告費は必要ですが、設定後に検索ユーザーへ比較的早くアプローチできます。

SEO

成果が出るまで時間がかかることがありますが、中長期的な検索流入を育てられます。

そのため、

短期:Google広告

中長期:SEO

として並行して進める方法があります。

例えば開業直後なら、

Google広告で新規患者獲得を目指しながら、同時に症状ページやブログを作りSEOを育てる。

という戦略です。

SEOについては、**「整骨院SEO対策の完全ガイド」**もあわせてご覧ください。


Google広告は院長自身でも運用できる?

Google広告自体は、院長先生自身でも運用できます。

ただし実際には、

  • キーワード
  • マッチタイプ
  • 検索語句
  • 除外キーワード
  • 地域
  • 広告文
  • 入札
  • コンバージョン
  • LP
  • GA4
  • GTM

など、確認する項目が多くあります。

重要なのは、

Google広告の管理画面を操作できることと、利益につながる広告運用ができることは別

という点です。

自分で運用する場合も、

「今月いくら使ったか」

だけではなく、

何件新規患者につながったのか

CPAはいくらだったのか

どの検索語句から予約につながったのか

まで確認しましょう。


Google広告運用代行会社を選ぶ5つのポイント

1.治療院広告の運用経験があるか

業種によって検索行動や予約までの導線が異なります。

2.検索語句を定期的に確認しているか

最初の設定だけで放置せず、検索語句や除外キーワードを改善しているか確認します。

3.コンバージョン計測まで対応しているか

広告配信だけではなく、予約・問い合わせを正しく計測できる環境まで作れるか確認します。

4.LPやホームページまで相談できるか

広告だけ改善しても、クリック後のページに問題があれば成果には限界があります。

5.CPA・新規患者数まで説明してくれるか

クリック数や表示回数だけではなく、

いくらで何件の新規患者につながったのか

まで説明してくれる会社を選びましょう。


まとめ|整骨院Google広告は「広告を出す」より予約まで設計することが重要

整骨院のGoogle広告で最も重要なのは、

広告を表示することでも、

クリック数を増やすことでもありません。

新規患者の予約・問い合わせにつなげること

です。

そのためには、

  • コンバージョンを決める
  • 来院意図のあるキーワードを選ぶ
  • マッチタイプを理解する
  • 検索語句を確認する
  • 除外キーワードを設定する
  • 商圏に合わせて地域を設定する
  • 広告文と検索意図を合わせる
  • ホームページ・LPを改善する
  • コンバージョンを正しく計測する
  • CPAを確認しながら改善する

という流れが必要です。

Google広告は、

最初に設定して放置する広告ではありません。

検索語句・コンバージョン・CPAを確認しながら、継続的に改善していくことで集客効率を高めていきます。

また、

Google広告だけ

で考えるのではなく、

ホームページ × Google広告 × SEO × LP × 計測

まで一つの集客導線として考えることをおすすめします。

アドリテでは、整骨院・整体院・鍼灸院など治療院に特化し、ホームページ制作からGoogle広告・Meta広告の運用、LP制作、コンバージョン計測まで一貫してWEB集客をサポートしています。

「Google広告を出しているけれど新規患者につながらない」

「広告費が適正なのか分からない」

「自院に合ったキーワードを設計してほしい」

「広告とホームページをまとめて改善したい」

という場合は、お気軽にご相談ください。